受験は情報戦なり

中学受験、高校受験は情報戦なり!受験情報を制する者が中学受験、高校受験を制す!裏情報や役に立つ情報をどんどん教えます。

公立トップ校進学予定者に向けた「学校再開までの勉強の仕方」

日比谷、西、国立、横浜翠嵐、湘南、浦和…公立トップ校の高1生へ

高校再開までの期間、どんな勉強を、どこまですればいいの?」そんな質問をコメント欄や問い合わせ等で大量に受けました。そこで、公立トップ校進学予定の新高1生の皆さんのために、まとめました。

この記事は、一例としてこちらのような公立トップ校の生徒向けに書いていますよ!

(東京)日比谷高校、都立西高校、都立国立高校、戸山高校、立川高校、青山高校、新宿高校、国分寺高校など
(神奈川)横浜翠嵐高校、湘南高校、柏陽高校、川和高校、厚木高校など
(埼玉)県立浦和高校、浦和第一女子高校、大宮高校、川越高校など
(千葉)県立千葉高校、県立船橋高校、東葛飾高校など

これらのレベルの高校に進学予定の高1生は、必ずこの記事を一読してください!大げさでなく、人生が変わります。


今回の授業休止期間は、大幅な先取り学習ができる大チャンス

今回のコロナウイルス拡大に伴う授業休止は、首都圏のすべての私立、国公立高校で行われています。授業休止期間が延びたことで、間違いなく、この期間中に大幅な先取り学習をした高1生、何もしなかった高1生との間で格差が開きます。この大幅な授業休止の期間を「50年の1度の危機」から「50年に一度のチャンス」と捉えて、とにかく勉強を継続させましょう。

世界中の株価が暴落しているために、悲観して株を投げ売り手放す投資家が続出しているようです。売りが売りを呼ぶという悲劇的状況!その中でも、「今は株の大バーゲンセールだ」と言って、株を買いまくっている富豪や一流の投資家がいます。だれもが悲観的になるなかで、「今こそが50年に一度のチャンス!」と考えて積極的に買い込むような投資家が、結局はお金を儲けるわけですよ。

新高1生の結構な割合の生徒たちが、オンラインゲームやYou Tube三昧で、勉強習慣が崩壊しています。この流れに乗るほど、公立トップ校に合格した生徒はバカではないでしょう? とにかく勉強をしましょうよ。



新高1の日比谷生、横浜翠嵐生にインタビューしました

SNSを利用して今回、日比谷高校に進学した新高1生と、神奈川の横浜翠嵐高校に進学した新高1生にインタビューをしてみました。

2人の共通点は、5月までに、英・数・国は高2内容まで修了する予定であるというところ!

ビックリですか?いやいや、元々、日比谷高校なんかは、高校入学時までに、高1内容ぐらいは先取り学習しておくのが当たり前の環境です。

日比谷高校に進学するような生徒は、高校受験の時点で高校内容を超えて勉強するのが当たり前ですし、「春休みで、主要教科の高1内容ぐらいは終える」は常識なんです。無理なんてことはまったくありません。全然いけますよ じゃあ、入学したら何を勉強するのというと、高1内容で解ける大学入試問題を扱ったり、高2内容以降もどんどん先取りしていくんです。

日比谷高校の新高1生は、同じく日比谷、都立西に進学予定の塾仲間6人とLINEでグループを作っていて、勉強内容やおすすめ参考書の情報交換をしているんですって!

横浜翠嵐高校の新高1生もやはり、中学時代の塾の先生からのアドバイスで、高校中盤程度までの先取り勉強をしているそうです。「ほかの翠嵐進学予定者も、みんなかなり5月までに先取りしている」ということでした。

いいですか、これを読んでいる皆さん、少なくとも、高1内容ぐらいはざっと5月中に終えましょう。すごいチャンスです。こんなに勉強ができる期間は、そうはありませんね!

どれくらいの効果があるかというと、5月まで勉強をすれば、本来進学するはずだった大学より1ランク上の大学に行けます。間違いないです。周りが勉強していないのですから

それから、君たちにとってのライバルは、中高一貫校の生徒たちです。中高一貫校に通う生徒たちは、すでに高校内容まで学習していますが、その反動で、今の時期はものすごく遊んでいます 学校もほとんどが機能していないようです(複数の都内の難関私立中高生に確認)。

この時期に勉強すれば、本来なら惜しくも東大に届かなかった君は、東大に合格します。東工大まであと数点だった生徒は、合格します。MARCHに進学するはずだった生徒は、1ランク上の早稲田大や慶應大に合格します。いいですか、それくらいの奇跡の中断期間ですよ。



どこまで先取り学習をする?何の教科を先取りする?

では、どの教科を、どこまで、5月までに学習すればいいのでしょうか

これは、進学予定の高校によって変わってきますね・・・。


〈ケース1 日比谷高校の進学予定者

日比谷高校は、高校入学の東大合格者日本一の高校です!

2020年の日比谷高校の大学合格実績はエグいと評判です。東大40名+国立医学部43名ですちなみに、国立医学部は東大と同じ難易度ですよ。ということは、東大に83名合格しているのと同じです。凄いでしょ?しかもしかも、全員が高校から入学した生徒たち。中高一貫生は1人もいません だから、全国の公立トップ校の方々は、日比谷高校の秘密を知ってほしいんです。参考になるところもあるはず!

日比谷高校の進学者は、ほぼ全員が、開成、早慶附属、渋谷幕張、筑波大附属などには合格したうえで日比谷高校にやって来ます。ということは、高校入試までに、英語と数学は高校1年修了ぐらいまでは全員が終わっています!! 授業も、それくらいは知っていることが前提の環境で始まります。 英語なんて、もう中堅の国立大学の入試問題は解けてしまうんです

とりあえず、英語は単語帳を継続してやって語彙力を増強、学校指定でもらったもので良いですよ 数学は、数学一・Aの高校1年内容は終わっているのが常識。やっていない生徒なんてほぼいません。

5月まで休校なので、数学二・Bまで行きましょう。進めるところまで進んで良いのでは?そうすれば、5月の学校再開の時は、もういきなり大学入試演習だってできちゃいますよ

次に意外と大切なのは、地歴、または理科の先取りです。日比谷高校クラスの生徒(都立西、都立国立、横浜翠嵐、湘南、県千葉、浦和)は、

これ、いいのかな・・・暴露します。日比谷高校の生徒のセンター試験平均点という禁断のデータが手元にあります。

英語の平均点は、灘高校(兵庫)と同じです。開成高校などよりも上で、一般の進学校の中ではトップ。(ただし、日本一は帰国子女王国の都立国際高校です。さすがにこの学校には敵いません

数学の平均点も、いわゆる中学受験の御三家の真ん中くらいでしょうか。全国で公立トップ。東大は問題なしです。

中学受験なんてしなくたって、中高一貫校のトップの生徒を簡単に凌駕しているんです。

ところが・・・、ところが・・・

そんな最強の日比谷高校の生徒にも、決定的な弱点があります。

それが、地歴・理科です。

日比谷高校の地歴・公民・理科のセンター試験平均点は、全国公立の中ではトップです。ただ、中高一貫校と比べると、首都圏の難関私立中高一貫生は、日比谷より点数が取れているケースが多いです。

なぜでしょうか? ここが、中高一貫生と比べた高校受験生の弱点です。

中高一貫校の生徒は、理社を中学受験でかなり鍛えられています。一方で高校受験生は、英数国の3科がものすごく鍛えられているのに対して、理社はそれほどでないケースが多いんです。

大学受験の理社は、細かく科目が分かれます。

【理科】物理、化学、生物、地学
【地歴】日本史、世界史、地理
【公民】倫理、政治経済


日本史の教科書をめくってみてください。膨大な用語の数々にビックリします 高校入試の理社とはかなり落差がありますし、高2から本格的に開始すると間に合わない恐れがあることが分かります。

東大を目指す人は、文系なら地歴から2科目、理科から2科目。理系なら、地歴公民から1科目、理科から2科目を学ぶ必要があります。(こちらのサイトを参考!)

日比谷や西、浦和、翠嵐のような名だたる公立トップ校の生徒で、東大に惜しくも不合格になる生徒の多くは、理社の勉強が間に合わずにタイムオーバーが原因で落ちています。

これはもう、歴代の日比谷高校の生徒の結果からも明らかです。

このウェブサイトを、日比谷入学予定者が全員見て、理社に対しても今から本気で勉強を始めてくれたら、たぶん、日比谷の東大・医学部合格者数は100を軽く超えます

従いまして、日比谷高校レベルの学校に入学予定者の皆さんは、5月までに、英・数の先取り勉強は当然しているでしょうから、プラスアルファで地歴公民・理科の先取りをはじめてください!!

日比谷高校のカリキュラムを見ると、1年次には日本史B、地理B、生物基礎、地学基礎を学ぶようです。ただ、地学は受験できる大学が著しく少ないので、多くの生徒は、理科は生物、化学、物理のどれかを受験で使うのが普通です。

◯東大文系志望の日比谷生
日比谷高校で、東大文科志望の生徒は、5月までに日本史+地理+物理とか、世界史+地理+化学といった具合に、理想は3科目(無理でも2科目)を先取りすると良いでしょう。世界史+日本史は、暗記量が膨大すぎて、よほど歴史マニアでないときついです。ただ、それでも日比谷高校クラスになると歴史オタクがいっぱいいるので、この組み合わせで合格している怪物もいます理科は、文系の生徒は化学+物理の組み合わせが多いです。というのも、生物は理科の中で一番暗記量が膨大!ただでさえ世界史や日本史は暗記量が多いのに、生物も同様だと量にまいってしまいます。ただ、暗記が得意な生徒、生物への興味意欲が強い生徒なら生物でも良いと思います。

◯東大理系志望の日比谷生
東大理系志望なら、地歴公民は、負担の少ない地理や政治経済を選択する生徒が多いです(こちらを参考!)。地理+物理+生物とか、政治経済+化学+物理といった組み合わせになるかと思います。正直、地理や政治経済は2年から勉強を開始しても良いので、とにかく理科の2科目の先取りを最優先してください!ちなみに、東大の理系受験生の6割が物理+化学という選択です!物理+化学の選択で考えるなら、1年生のうちに物理基礎、化学基礎は独学で勉強し終えて、2年生で、学校で独学内容を復習して入試演習をしながら、物理・化学を2年修了までに全範囲を終え、3年生で丸々1年間を入試演習に費やすという流れが理想的です。


結論です!

日比谷高校の生徒は、休校期間中は、将来受験科目で使用する理社の科目の先取りをせよ!!(英数の先取りはやって当然



〈ケース2 新宿高校の進学予定者

地域公立トップ校に進学予定の生徒の皆さんに向けた情報です。立川高校、青山高校、国分寺高校、柏陽高校、川和高校、川越高校、東葛飾高校などの生徒が対象です。

とにかく大切なことは、英語と数学の先取りです!!

5月までに、高校1年範囲の英文法、数学一・Aをざっと一通り先取りしましょう。まずは英語と数学をしっかりと固めることが、将来の希望進路実現のための第一歩です。

数学でいったら、不等式、三角比、順列、集合あたりです。塾によっては中学生の間でやっているところもあります。そこまで難しい範囲ではありません。英語でいったら、文型、使役動詞、知覚動詞、関係副詞、仮定法など。これらも塾によっては中学生ですでにやっています。ということは、中学生dでもトップ校クラスの生徒なら普通に理解ができる内容です。

それから、英単語帳による語彙力の増強は絶対必要!。学校指定のもので構わないので、「1日30個」とか「1日4ページ」といった具合に必ず継続しましょう。ただし、忘れにくくなる工夫を付け加えて。例えば、前日の範囲+当日の範囲で勉強するとか、10ページまで進んだら1度戻って復習するとか、高校生にもなれば自分から忘れないようにする工夫ができるはず英単語の暗記って、一度離れてしまうと、なかなか再度習慣化が難しいです。この時期から必ず開始しましょう。

プラスアルファで余裕があったら、地歴や理科をどれか1科目、大学受験で使いたい科目を選んで先取りしてみましょう。

例えば、文系なら日本史とか世界史を始めてみてはどうですか。暗記量が膨大で、たいていは高2から本格的に勉強を開始するので、高1から先取りして始めるとだいぶ楽になって大学も1ランク上を目指せます。理系なら、物理か化学のどちらかの先取りが定番です。

まとめです!

地域公立トップ校の進学生徒は、休校期間中、英語・数学の1年生内容の先取りを!
(余裕があったら、地歴・理科のどれか1科目も先取りするだけで大学受験が信じられないくらい超超有利に




オススメの先取り教材!

ここでは、先取り学習におすすめな教材を教えます。コロナウイルスの影響で塾や予備校も休校していますから、ますます自主学習のできる教材が重宝しますね!


〈数学編〉



まずは初学者向けのこの2つを紹介します。1つは高校これでわかる数学I+A 」です。高校数学の参考書でも入門中の入門編。フルカラーでわかりやすさみやすさの両方抜群。 もう一つは「数学をはじめからていねいに」シリーズ。大手予備校の東進からの定番人気シリーズです。予備校の講義形式で、分野別に出ています。

2冊とも初学、独学にとても適しています。ただ、これだけでは大学受験向けの演習は不足するので、しっかり実力を並行してつけたい人は、この後で問題集をやりましょう。



問題演習は、Z会と駿台のシリーズを紹介します。教科書レベルから入試基礎レベルまでが掲載されています。

日比谷高校などの最難関生や数学が得意な生徒は、チャート式で独学する生徒も多いですね。チャート式は色別に難易度が分かれていて、白(数学が苦手向け)、黄色(基本重視)、青(基本~実践)、赤(難関)になります。

チャート式は、進学校では「青」を採用している学校が多いです。基本的に、最難関大も「青」で十分に対応できます。(「赤」は勧めない声も大きい)

ただ、新高1生が独学・自学で進める場合、いきなり「青」は厳しいでしょう(ただし日比谷の最上位層とかは別です。数学五輪参加者もゴロゴロいるので・・・)。

数学は、短期間で全範囲を何周も繰り返していったほうが習得しやすいです。つまり、じっくり時間をかけて「青」に取り組むよりも、まずは「白」でざっと1周仕上げて、習得したら次に「黄色」と、積み上げていくのです。「白」をしっかりと繰り返すだけでも、中堅国立大やMARCH大ぐらいのレベルには達します。基礎をおろそかにしないでくださいね。



〈英語編〉


英単語帳は、学校指定のものでも構わないと思います。とにかく1冊をまずは早めに仕上げることです。大学受験の定番はこの3冊。



中学時代に、中学内容しか学んでいない人(関係副詞や仮定法などを知らない生徒)は、このあたりの参考書から始めると良いと思います。英文法がものすごくわかりやすく書かれていますこの一冊で、文型、分詞構文、関係副詞といった高校内容の文法も基礎を理解できます。長文編もあるのでぜひ!



こちらの今井先生の英文法教室シリーズは、さっきの本よりはもう少し難易度は高く、将来難関大を目指す高1生に最適です。とにかく英文法の理屈を重視して説明しているので、丸暗記に頼らない基礎英文法力を養えます。


〈地歴編〉


「一度読んだら絶対に忘れない」シリーズは、Amazonの日本史、世界史参考書ランキング1位の大ベストセラー。はじめて本格的に高校日本史、高校世界史に取り掛かり、まずはざっくりと通史を一通り学びたい人におすすめです。細かい用語は出ずに、高校内容で本当に必要な重要用語を一通りおさえます。講義口調なのでスラスラ頭に入ること間違いなしです。



1年生のうちから、基礎から入試レベルまで、入試を見据えた実践力を養いたいという人は、上記の東進ブックスから取り組むのがオススメです。2冊とも、基礎から入試レベルの知識まで押さえられて、しかも講義口調でわかりやすく、スラスラ流れが入ってきます。 日本史や世界史は、まずは流れがざっと頭に入ることが大切です。同じ範囲、同じ内容を、決まった時間(夜寝る前の15分とか…)を毎日読み続け、2周、3周とするだけで、5月には、相当な力がついているはずです。今回紹介した参考書は、どれも教養として面白く、ワクワクしながら読めるものばかり。「全部暗記だ!」なんて構えずに、ぜひ気楽にはじめてみてくださいね。継続は力なりです。



Amazonのランキングで、初学・独学向け本の売れ筋1位をそれぞれ物理、化学の分野で選びました。初めての高校物理、高校化学の学びは、まずこの1冊でざっと1周するのが良いでしょう。講義口調でわかりやすく、基礎固めになります。「 漆原晃の物理基礎・物理の面白いほどわかる本シリーズ」は3冊あります。それぞれ約300ページとボリュームは多いですが、イラストが多いので、サクサク理解して読め、1冊を5月までに十分終えられます。高1の修了までに、物理基礎あるいは化学基礎を一通り終えることを目指しましょう。理系で余裕があれば両方とも!



日比谷高校が二次募集を実施!学芸ショックの煽り


今年の高校入試は大荒れです。

さて、あの全国公立の最高峰、日比谷高校が二次募集を実施するというニュースが入ってきました。日比谷高校といえば、高校入試を経た東大合格者数トップ、東大合格ランキングベスト10に唯一、高校入試組だけでランクインしている学校です。

日比谷高校に入学する生徒は、男子なら開成や筑駒も合格して進学するのが、ここ数年の高校入試なら普通です。それくらい別格の学校。

今年も実質2倍の非常に厳しい戦いで、人気が集中していました。

その日比谷高校が、どうしてなのか・・・? 

「早慶附属の人気が高まったからでは?」と思う人もいるでしょう。

その勘、悪くはないんですけれども、違います。早慶附属は、繰り上げ合格も含めて、ほとんどを都立発表前に終わらせてしまいます。

実は、今年は日比谷高校が予想もしてなかった事態があったのです。それは、学芸大附属ショックでした。
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学芸大附属の大量合格騒ぎ→日比谷高校の二次募集

日比谷高校の二次募集の原因を説明するには、なんと3年前まで遡らなければなりません

時系列で、いったい何が起きたのかを説明します。


学芸大学附属高校で
イジメ問題が外部にバレて問題化(2016年11月)
  ↓
入試で辞退者が増え入学者の学力が大幅に低下。史上初の定員割れ (2017年2月入試)
  ↓
学芸大学附属高校が定員割れ対策のために「繰り上げ合格制度」を新設
  ↓
合格者の大部分が辞退し、繰り上げ合格を連発。実質倍率が1倍台に転落。入学者の学力も前年よりさらに低下。史上最悪の入試世代に(2018年2月入試)
  ↓
学芸大学附属:「2019年度はイジメ問題も風化したし、ウチの学校の人気も元に戻るだろう」 受験生:「学芸大附属は第二志望、受かっても第一志望に合格したら辞退します
  ↓
学芸大学附属高校。何を勘違いしたのか、前年の合格総数344人から160人に一気に合格者を絞りまくる。学校側は合格者はみんな入学してくれると期待するも、実際には大部分が日比谷や横浜翠嵐、湘南などを志望。
  ↓
神奈川県と東京都で公立合格発表。日比谷や横浜翠嵐、湘南の第一志望組が、学芸大学附属高校を一気に辞退。学校が想定するよりも遥かに日比谷や横浜翠嵐、湘南の第一志望者が多かったために、学芸大学附属高校が慌てて繰り上げ合格を連発、連発、連発、連発、連発。その数、少なくとも100人を軽く超える模様。しかも、都立合格発表の日にそれを行い、わざと混乱させたのかという事態に。
  ↓
学芸大学附属高校、狂ったように追加合格を出しまくったが、公立・都立の合格者に対しても確認せずに繰り上げ合格を100人規模で出しまくったため、各校の数人が、日比谷や横浜翠嵐の合格後、学芸大学附属高校へ入学手続き。日比谷高校でも、女子で4人程度が流れた模様。
  ↓
学芸大学附属高校が、日比谷高校や横浜翠嵐高校といった公立・都立高校に迷惑をかけまくる結果に。何も知らされていない日比谷高校は数人の二次募集をせざるを得ない状況に発展


学芸大学附属高校の混迷がここまで大きな事態に発展

ご存知の通り、今やすっかり、学芸大学附属高校は都立や公立の併願校扱いになってしまいました。イジメの対応問題があまりにも致命的だったからです。

それにもかかわらず、学芸大学附属高校が、今年は人気が回復すると見込んだのか、合格者数を絞ってしまったことが、全ての混迷の始まりです。

でも、学校の見立ては甘すぎました。実際には、学芸大学附属高校の受験者のほとんどは、今年も併願校として受けていました。日比谷や神奈川公立の合格発表の後、待ち受けていたのは、辞退の嵐です。学校側は青ざめたのではないでしょうか。学力トップ層のほとんどは、今年も日比谷などを選びました。もうこの流れは止まりません。

勘違いしないでくださいね。学芸大学附属高校が第一志望の生徒も少数民族になってきたとはいえ、ちゃんといるのです!でも、学芸大学附属高校があまりにも極端に合格を絞ったせいで、合格できなかった人も多かったんです。

学芸大附属が第一志望で、日比谷を第二志望として受けた人が、推定で5人程度いたようです。この後、学芸大附属が100人規模の前代未聞の大量繰り上げ合格を出しました。一部掲示版では「学芸大附属繰り上げ祭り」と称されていました。

この時、日比谷高校の合格を受け取っていた、学芸大附属の第一志望者は、迷ったに違いありません。本来、都立・公立は合格したら入学することがルールです。しかし、それを破って、数人が学芸大学附属高校に進学しました。

その結果、日比谷高校が数人、欠員となってしまい、二次募集を行うことになりました。

日比谷などの都立・公立は、基本的に辞退はほぼ出ないことを前提に制度ができています。今回のような事態が起これば、入試制度の根幹を揺るがすことになります。税金で運営している学校である以上、1人でも充足の欠員が出れば、そのために、税金を使ってもう一度入試をしなければならないですから。

今回の学芸大附属ショックは、みんなを不幸にするものでした。

誰が、何が悪いのでしょうか?

どのような入試であるべきなのでしょうか?

皆さんで知恵を絞って考えましょう。コメント、待っております。(この記事はコメント可とします。建設性のないコメントはおやめください)

学芸大学附属高校の2019年繰り上げ合格情報


(2019年3月2日更新)

学芸大附属高校の3年連続大量辞退について

すでに朝日新聞、読売新聞、日経新聞、さらには教育情報誌で、東京学芸大学附属高校の入試の混乱が報じられています。週刊文春では、東京学芸大学附属高校の学校体制が「自己中」と一刀両断され、痛烈に批判されました。

大手マスメディアだけでは情報の限界があると思いますから、東京学芸大学附属高校で起きた出来事を書いていきたいと思います。東京学芸大学附属高校を受験校に選択するべきかについても、考えていきたいと思います。

この記事にアクセスしている人の大半の疑問はこれではないでしょうか。

「なぜ、東京学芸大学附属高校が、超不人気校になったの?」

首都圏外の先生からも質問がありました。

シンプルに、2つの答えを提示したいと思います。


「生徒の学力レベルが急激に下がり、大学合格実績が公立2番手校並みになると確定している学校に入りたいですか?」

「いじめの報道が全国放送され、盗撮事件が週刊文春で報じられ、イメージが低下した学校に入りたいですか?」


言い方は少々キツいですが、この二点に集約されると思います。

この問いに対して、7~8割の生徒は「入りたくないです」と答えました。だから、過半数の生徒は東京学芸大学附属高校に合格しても辞退しました。

でもでも、2割の生徒は「それでも入りたいです」と答えました。そういう生徒達は、学力的には公立トップ校に入れないレベルで、4年前だったら、東京学芸大学附属高校には入学できなかったでしょう。でも、今の東京学芸大学附属高校の難易度なら、低すぎて合格できてしまいます。神奈川県の希望ヶ丘高校とか、柏陽高校とか、川和高校とか、多摩高校とか。東京都なら、青山高校とか、両国高校とか。これらの学校と比べたら、「それでも入りたい」という生徒は確かにいるわけで、東京学芸大学附属高校のニーズが失せたわけではありませんよ

東京学芸大学附属高校の生き残り策が、見えてきたのではないですか

今後トップ校には敵わないけれども、地域の上位進学校(東大合格者数が2~3名ぐらいの)とは伍して戦えます。



一刀両断され、痛烈に批判されました。


大手マスメディアだけでは情報の限界があると思いますから、東京学芸大学附属高校で起きた出来事を書いていきたいと思います。東京学芸大学附属高校を受験校に選択するべきかについても、考えていきたいと思


本日だけで多くのアクセスがありました。東京学芸大学附属高校の繰り上げ合格日ですから、様々な方がご覧になっているのだと思います。責任重大です。

まず、皆さんが気になっていると思われる「繰り上げ合格があったのか?」についてですが・・・。

ありました。しかも、唖然とするほどの大量繰り上げです。


ウェブサイトで各塾の校舎ごとの数字も見たり、TwitterなどのSNSを総動員していますが2倍ぐらい合格数が増えそうです。つまり、やっぱり今年も、東京学芸大学附属高校、不人気でした。合格者のほとんどが他校への進学を選んだということにいなります。

これにより、確定したことが一つあります。東京学芸大学附属高校は、凋落が一気に進んだ世代が卒業し始める2年後から、大学合格実績で、横浜翠嵐や湘南に100%勝てなくなります。(大きな声ではいえませんが、東大を目指すような上位層はほとんどが、翠嵐や湘南、あるいは日比谷などを選んだということです。刺激しあえる層は、翠嵐や湘南、日比谷にみんな大移動。ゲルマン民族の大移動の如し。)


すでに、日比谷高校には勝てなくなったので(2019年の東大現役合格数は日比谷が10名以上差をつけ圧勝)、注目は横浜翠嵐と湘南との戦いだったわけです。

まあまあ、大学合格実績は、結局は個人の努力の帰結なので、それはおいておいたとしても、東京学芸大学附属高校としては、大失態です。だって、今年はイジメ問題も解決したから、みんな第一志望で入学してくれるよねーと思って、正規の合格人数をありえないくらい絞ったのです。

それが、蓋を開けてみれば、正規合格の最上位学力層は、辞退、辞退、辞退、辞退、辞退だったわけで、もう、学校の面目は丸潰れです。

しかも、この時期の繰り上げというのも時期として微妙です。

というのも、都立高校・公立高校は、合格をもらった後の辞退はNGです。

常識ですし、知らない受験生なんていないでしょうから、大丈夫だと思いますが、突然の転居など、本当にやむを得ない事情でしか、認められません。

ちなみに、もしも突然、公立高校を辞退したりしたら、公立中学校の先生、後輩たちにも、大きな迷惑がかかり、信用問題に発展します。一人の身勝手が、大勢に迷惑をかけてしまいます。当たり前ですが、公立高校は、合格をもらったら、イコール入学なのです。さらに、辞退した1人のために、定員を割ってしまい、2次募集になってしまったら、社会問題に発展してしまいます。

ありえないと思いますが、塾が実績欲しさに、公立を辞退しても良いなんて言い出すかもしれません。それは間違っていますから、気をつけてください。

さて、そうすると、横浜翠嵐、湘南、日比谷、西などに合格した生徒は、当然、東京学芸大学附属高校の繰り上げ合格がやってきても、辞退をしなければなりません。(高校や中学校側も、公立の合格をもらっていないか、確認するはずです)

そうすると、公立入試が終わった後なので、東京学芸大学附属高校が繰り上げ合格を出そうにも、なかなか入学できる層が見つからないのではないでしょうか・・・。

こういうところも、東京学芸大学附属高校の入試の不慣れさが影響しているように思えます。ほとんどの国私立高校は、辞退者を見込んで、予め多めに合格者を出したり、公立合格発表前に繰り上げ合格を出し、定員を確保します。

東京学芸大学附属高校は、昨年の事例から、今年も大量の合格辞退が予想できたにもかかわらず、どうしたことか、合格者数を極端にしぼり、そのせいで、本来入学したい層までも、入学できなくなってしまいました。掲示版を見ると

東京学芸大学附属高校が元々第一志望でしたが、不合格で、公立高校に合格をいただきました。本日、繰り上げ合格のお電話をいただきましたが、ルールにのっとり、辞退しました。

といった書き込みが複数ありました。東京学芸大学附属高校の第一志望の方ですから、この学校側の暴走によって、入学できなくなってしまいました。

来年度以降、学校側が今回の事態を真摯に受け止め、現実に即した入試にすることを、求めたいと思います。



最近更新をサボっていました…
急にアクセス数が20倍以上に増えて、何が起きたの と思ったら、

2019年度の学芸大学附属高校の入試に異変が起きた


とのことで、大混乱が起きている模様です。

忙しいので、またいつかまとめたいと思いますが







学芸大学附属高校で起きた異常事態のまとめ

まずは、時系列で一つ一つ説明したいと思います。



学芸大学附属高校でイジメ問題が外部にバレて問題化(2016年11月)
  ↓
入試で辞退者が増え入学者の学力が大幅に低下。史上初の定員割れ (2017年2月入試)
  ↓
学芸大学附属高校が定員割れ対策のために「繰り上げ合格制度」を新設
  ↓
合格者の大部分が辞退し、繰り上げ合格を連発。実質倍率が1倍台に転落。入学者の学力も前年よりさらに低下。史上最悪の入試世代に(2018年2月入試)
  ↓
学校が開き直る。「もうこれからは第一志望者しか認めない!第一志望以外は受けんな!」説明会でも第一志望者限定であることを連呼 でも受験生は前年同様に辞退する気満々
  ↓
念には念を入れて、わざわざHPで「入学辞退について」という文を発表。転居によるやむを得ない事情を除いて、辞退は認めないことを改めて主張
  ↓
2019年度入試実施。
学校側「今年は全員第一志望だから、入学辞退者は一人も出るはずなし!定員と同じだけの合格を出せばいいや。繰り上げ合格もほぼないよー」
生徒側「どの学校も第二志望の受験者がいるのは当たり前なのに、学芸大附属だけ第一志望しか受け入れないなんていうのはおかしすぎ。去年と同様に、第二志望で学芸大附属を受けるよ。合格しても、第一志望に受かったら辞退するよー」
  ↓
定員とほぼ同数しか合格者を出さず、異常な入試倍率に
結果、事情を知らない保護者や受験生などが被害者となってしまい大混乱



学芸大学附属高校の傲慢さ

何が問題かを考えてみます。

まず1つ目は、学校側のお役所的な傲慢な態度が問題です。

今年から、第一志望者しか認めません。

こんなことが許されるはずありません。どこの国私立高校でも、第一志望者もいれば、第二志望者や第三志望者もいる、当然です。

開成高校だって、早稲田だって慶應だって、辞退者がいることを前提に、合格者を多めに出していますよね?

公立高校は、国私立の発表が全て終わった後の発表なので、入試日程上では辞退がほぼ出ませんが、それであっても、「私立高校が第一志望で、公立高校が第二志望」というのは、無問題です。

それなのに、なぜ学芸大学附属高校だけが、第一志望者しか受けちゃいけないんですか? はっきりいいますが、受験関係者は、学校の傲慢なこの態度に呆れていますよ。

もしも、どうしても第一志望者しか認めたくないなら、簡単です。推薦入試を実施すれば良いんですよ。推薦入試は、第一志望限定で、辞退も認められていません。今の入試の潮流にも合っていますし。

結局は、学校が「第一志望しか認めない」と言うのは、学芸大学附属高校が、繰り上げ合格を出すのが面倒で、プライドが許さないからでしょう。お役所にも程がありますよ。呆れます。

ちなみに、誤解があるといけないので書いておきます。学芸大学附属高校は「第一志望者に来てほしいです」なんて弱い表現では言っておりません。「第一志望者しか受けないでください。」とハッキリ主張しています。

こんなこと、許されて良いはずがありません。



繰り上げ合格を出したら、学校方針を自ら否定することに

さて、次に、2019年度入試の学芸大学附属高校が、繰り上げ合格を出すのかについて、考察したいと思います。

ご存知のように、学芸大学附属高校は、昨年度より繰り上げ合格制度を新設しています。昨年度は、この制度によって、前代未聞の大量辞退者を招き、学校のレベルが大きく低下しました。

今年度ですが、学芸大学附属高校は、「第一志望者しか受けられない」という立場をとっている以上、「合格者は全員が入学するはずだ」と考えているはずです。

学校はわざわざ、ホームページ上で追加情報としてこんな文章を発表しています。

 特に入学手続き完了後のいわゆる「入学辞退」に関する質問が多く寄せられましたので、改めてご説明いたします。 要項 3 ページの「8. 入学手続き」に、「注意事項 ①入学料が納入された時点で、入学手続 きは完了となります。」とあります。従って、入学料納入後は、要項 4 ページの「9. 入学予定 者オリエンテーションおよび保護者説明会」の「注意事項④」にある「入学手続き完了後、保 護者の転勤にともなう転居等」のやむを得ない事情が生じた場合以外、他校の合格等の理由に よる入学辞退があることは、本校としては考えておりません

はい、この太字を見てください。学校としては、とにかく、第一志望者しかいないはずだから、他校に行きたいからという入学辞退があることは想定していません。そうでなければ、定員とほぼピッタリの合格者数しか出さないはずがありませんから。


しかし、前述の通り、受験生の認識と著しい乖離があります。学芸大学附属高校の受験者の推定半数以上は、昨年同様に第二志望や第三志望の生徒です。学芸大学附属高校の合格者の半数程度は、辞退するものと思われます。


→ 繰り上げ合格を出した場合

定員を埋めるために、大量の繰り上げ合格を出してしまうと、まず、学校のプライドがズタズタに打ち砕かれてしまいます。学芸大学附属高校自身が主張していた「本校は今年から第一志望者しか認めない」という方針を、自ら完全否定することになります。さらに、繰り上げ合格は3月1日以降ですから、すでにほとんどの中3生は、入学校を確定させています。今更、こんな時期に繰り上げが来ても、繰り上げ合格を辞退する場合がほとんどでしょう。

そうすると、繰り上げ合格連絡→辞退→繰り上げ合格連絡→辞退→繰り上げ合格連絡→辞退……という、最悪の負の連鎖が繰り返されます。

定員が満たたされても、入学者の質は……もはや(禁句)。


→ 繰り上げ合格を出さなかった場合

学校が信念を貫いて、繰り上げ合格を出さなかった場合を考えてみます。そうすると「大幅な定員割れ世代」が誕生することになります。クラス運営、学校行事、部活動など、ありとあらゆることに支障が生じます。マスコミなどからも、定員割れ世代というレッテルが貼られてしまいます。入学者からすると、あまりうれしくないかもしれません。(その分、少人数制になるかもしれませんが

一方で、学校が最初から主張してきた「第一志望者しか認めない」という考えを貫いたということで、校長先生や教頭先生のプライドは保たれると思います。


私は、繰り上げ合格は出さないんじゃないかと(だって、繰り上げ合格を出してしまったら、本当に、この1年繰り返してきた「第一志望限定」はなんだったの?ってなる)思っています。どうなるかは分かりません。判明してから、お話できればと思います。



進学塾にも、この事態に責任はないのか

ところで、進路指導を握っている進学塾には、この大混乱の責任はないのでしょうかねえ。

ちゃんとこうなる事態を予測して進路指導をしていたのでしょうか。

私には分かりませんが、どなたか、ご存知だったら、教えてくださいね。



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