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第二外国語がある東京都内の私立高校・都立高校まとめ


フランス語、ドイツ語、中国語、韓国語、スペイン語、ロシア語……
第二外国語教育が盛んな都内の高校のまとめ!



外国語といえば英語!

でも、英語だけが語学のすべてでしょうか? 世界中で話される言語の数は数千以上!英語以外の語学を学ぶという選択肢もあるはずです。

東京都内の高校は、都立高校を中心に第二外国語教育をしている学校が意外と多くあります。

多いのは、やはり世界でも多く話され、大学進学後や就職での需要も高いフランス語、ドイツ語、中国語が定番です。中には、高校の第二外国語としては珍しいスペイン語やロシア語が学べる高校もあるから驚き!


「第二外国語って勉強して何か意味があるの?」

こんな疑問をもったあなた! たくさんありますよ!

① 視野が広がり、新しい世界が拓ける
母語以外の言語を学ぶ最大のメリットですよね。言語を学ぶことは、その地域の歴史や文化を学ぶことにつながりますし、外国人と意志疎通ができるチャンスも広がります


② 友達に自慢できる
高校から第二外国語を学んでいる人は少ないので、周りと違うことを学んでるんだ!と、ちょっと優越感を持てちゃうかも(笑)

③ 大学進学後に有利
多くの大学で英語以外の第二外国語を必修・選択としていますが、高校で習っている人は授業で最初から大活躍!あるいは、初級クラスではなく中級クラスから進めることもできます。

④ 希少価値で就職にも有利
高校~大学と継続して学べば、それを武器に就職活動に臨めます。英語の需要が一番高いのですが、ドイツ語、中国語、フランス語なども需要は高いのです。

⑤ 大学受験で有利 (一部の高校)
これは、北園高校のドイツ語のように、本気で第二外国語が勉強できる一部の学校だけのメリットです。本気で第二外国語を勉強すると、なんと英語の代わりに第二外国語で大学受験を突破できます。全国の国公立大学、早稲田大、慶応大、上智大などの名門私大は、第二外国語でも試験を実施しています。難易度は英語よりかなり易しいので、第二外国語による受験のメリットは大きいのです。




※★は3年間継続して第二外国語が勉強できる学校です。

ドイツ語が勉強できる都内の高校

★★北園高校、★都立国際高校、日比谷高校、都立西高校、戸山高校、青山高校、新宿高校、墨田川高校、竹早高校、三田高校、東久留米総合高校、青梅総合高校、つばさ総合高校、王子総合高校、早稲田大学高等学院、学習院高等科、慶應義塾女子高校、青山学院高等部、明治大学付属明治高校、明治大学付属中野八王子高校、ICU高校、中央大学杉並高校、中央大学附属高校、成蹊高校

フランス語が勉強できる都内の高校

★北園高校、★都立国際高校、日比谷高校、都立西高校、戸山高校、青山高校、新宿高校、墨田川高校、竹早高校、三田高校、晴海総合高校、東久留米総合高校、青梅総合高校、つばさ総合高校、杉並総合高校、飛鳥高校、若葉総合高校、葛飾総合高校、世田谷総合高校、美原高校、忍丘高校、王子総合高校、田柄高校、早稲田大学高等学院、学習院高等科、慶應義塾女子高校、青山学院高等部、明治大学付属明治高校、明治大学付属中野八王子高校、ICU高校、中央大学高校、中央大学附属高校、成蹊高校、明治学院高校

中国語が勉強できる都内の高校

★北園高校、★都立国際高校、都立西高校、三田高校、向丘高校、桜町高校、府中東高校、竹台高校、田柄高校、深沢高校、晴海総合高校、青梅総合高校、杉並総合高校、飛鳥高校、若葉高校、葛飾総合高校、世田谷総合高校、忍丘高校、板橋有徳高校、大泉桜高校、田柄高校、早稲田大学高等学院、慶應義塾女子高校、明治大学付属明治高校、中央大学高校、中央大学附属高校、成蹊高校、桜美林高校

韓国語(朝鮮語)が勉強できる都内の高校

★都立国際高校、都立西高校、竹台高校、青梅総合高校、葛飾総合高校、中央大学附属高校、明治学院高校、桜美林高校

その他の第二外国語が勉強できる都内の高校

★北園高校(ロシア語)、★都立国際高校(スペイン語)松が谷高校(スペイン語)、飛鳥高校(スペイン語)、葛飾総合高校(イタリア語)、早稲田大学高等学院(ロシア語)



第二外国語の名門!北園高校のドイツ語

第二外国語で最も有名な学校は、板橋区の北園高校です。Vもぎ・Wもぎ偏差値は64。

全国でも数少ない、3年間継続して第二外国語を本格的に学べる学校として知られています。開講しているのは、ドイツ語、フランス語、中国語、ロシア語です。

ロシア語は本当に珍しくて、全国でもほとんどない言語!高校で勉強したら自慢できちゃいますね。

特に有名なのがドイツ語教育で、ドイツ語教育の熱心さは、高校としては日本屈指といわれています。ドイツ外務省のPASCH指定校で、ドイツへの語学留学や、ドイツ人留学生の受け入れも盛んです。

高校3年生のときは、英語ではなくてドイツ語を履修するドイツ語専修コースもあるというから、すごすぎます!

通称、「独専」と呼ばれているこのコース。ドイツ語を使用した大学受験をします。「センター試験会場で、ドイツ語受験者の9割が北園生だった」という笑い話があるほど。

大学受験レベルまる第二外国語を教えてくれる高校は全国でほとんどありません。本気で第二外国語を勉強するなら、ぜひ北園高校へ!

武蔵野北高校,小金井北高校,調布北高校のサンキタ評判対決

多摩地区の都立進学校の中でも、いわゆる都立3番手校のグループで人気があるのが……

武蔵野北高校、小金井北高校、調布北高校

この3校です。合わせて「サンキタ(三北)」と呼びます。このサンキタはどの学校も個性豊かで、魅力的です。サンキタの良さをまとめてみました。

①大学進学実績の伸びがスゴイ!
国公立大学や早慶上智、MARCHの難関私大の合格実績が大きく伸びています。サンデー毎日の「10年間で伸びた高校」特集において、武蔵野北高校、小金井北高校、調布北高校は3校すべてがランクインしている驚きの躍進ぶり。普通に勉強していれば、現役で最低でもMARCHは届くというのは、安心感がありますね。目標は国公立大、早慶上智です!

②現役進学率が高い!
サンキタは難関大進学対策に熱心なので、浪人が少なく、現役進学率がとても高いという特徴があります。大学進学実績も大半が現役合格。学校の力が高いということです。

③部活・行事がとても盛ん!
都立3番手校は「華の都立3番手」と言われるほど、学校生活の充実度がとても高いんです。部活も行事も3年間で全力で、思いっきり青春できる環境があります。

④中高一貫校ではない一斉スタートの最高の環境!
武蔵野北高校、小金井北高校、調布北高校のサンキタは、中高一貫校ではありません。最近、「難関大実績は内進生が中心で高入生が合格していない」「部活も行事も内進生が主導でつまらない」「良い先生は内進生に当てられる」といった、中高一貫校への途中入学の負の問題がクローズアップされていますよね。サンキタはそれがないので安心。みんなが高校入学と同時に同じ条件で学校生活がスタート。内進生を気にすることなく、1年生のころから、部活に行事に勉強に全力で打ち込めます。中高一貫校の途中入学では味わえない最高の環境です。


武蔵野北高校
スラムダンクのモデル校!現役進学率都内No.1! 陸上部が強豪!

あの有名漫画「スラムダンク」のモデルとなった学校!と言えば、「あの学校か!」と思い出す人も多いのでは?武蔵野北高校は、通称「ムサキタ」。女子の制服は多摩地区で最も可愛いと評判。TVの制服ランキングで1位になるほど有名なんです。

難関大学受験対策に熱心なので、現役進学率がとても高い!9割近い現役進学率で、浪人がほとんどいません。東京都内の進学校の現役進学率としてはトップなんです。高1・高2は各4回、高3は6回もの難関大に向けた実力テストが実施されます。夏期講習は約70講座、冬期講習も5講座が開かれ、予備校いらずの受験対策環境を実現。学校内で「早稲田大学入試説明会」「首都大・農工大説明会」といった有名大学の説明会も実施されます。

行事は文化祭の緑光祭、合唱祭、体育祭が盛り上がります。部活動では、陸上部が強豪で、東京都から「東京アスリート育成推進校」に指定されています。

武蔵野北高校公式サイト
武蔵野北高校の進学実績大躍進!? -高校ブログ


小金井北高校
マジメで落ち着いた校風で人気爆発! 新校舎&熱心な受験指導!

小金井北高校は、サンキタの中では一番、良い意味でマジメで落ち着いた校風です。大学との提携事業に熱心で、東京外国語大や東京学芸大、一橋大といった有名国公立6大学との高大提携事業を始めています。そのため、1年次から大学受験対策にも熱心です。

夏期講習、冬期講習、春期講習、土曜講習が多く実施されているほか、1・2年次には平日の早朝数学講習も実施。1年生は自主参加にもかかわらず、半数以上の生徒が参加しています。さらに、学校内で予備校の通信衛星講座を受けることも可能です。

新校舎が完成して、体育館も新しくなりました。ピカピカの設備で高校生活を送ることができます。部活動も活発で、剣道部が関東大会に連続出場。文芸部が9年連続で関東大会出場をはたしています。

小金井北高校公式サイト
小金井北高校の評判は? ―学校比較


調布北高校
“おほむらさき”がシンボルのおおらかな校風!特進クラス設置で改革熱心!

調布北高校の初代校長、春田俊郎先生は、世界でも認められる蝶の研究者。生徒たちが“おほむらさき”のように羽ばたく人間に育ってほしいという願いが込められ、シンボルになっています。校歌では「飛べ おほむらさき」と歌われています。

受験指導には熱心で、改革派の学校です。1・2年次の勉強合宿、平日7時半まで開放される自習室、調布北高校オリジナル大学過去問集である『北高の赤本』の配布、2年次の特進クラスの設置など。国際文化理解の推進の一環として、修学旅行は海外(台湾)です。

部活動では、なぎなた部が関東大会出場などの強豪のほか、サッカー部、バドミントン部、ダンス部、テニス部などが盛んです。

調布北高校公式サイト
調布北高校、改革が評判呼び注目校に ―中高受験新報
 ・ 調布北高校の進学実績が伸び続ける理由 -受験ランキング


 華のサンキタ合格に向けて!


武蔵野北高校、小金井北高校、調布北高校のサンキタは、学校の個性は違えど、大学進学、部活や行事などの学校生活共に満足度の高い3年間の学校生活を遅れること間違いありません。サンキタ合格のために、しっかりと勉強しましょう。

なお、サンキタと同レベルの都立3番手校には、今最も注目度の高い理系特化進学校の多摩科学技術高校や、町田高校、日野台高校などがあります。検討してみてください。


ギャラリー
  • 日野台高校VS都立昭和高校の評判対決
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