多摩地区都立3番手校! 日野台高校と都立昭和高校の評判は?


多摩地区の西部に位置する都立3番手校対決ということで、日野台高校都立昭和高校の評判や学校生活、大学進学サポートを比較してみました。


日野台高校
規律ある自由を掲げる!2017年度より新校舎!サッカー部、卓球部が強い!帰国子女受け入れ校!

日野台高校が掲げる「Liberty(リバティー)」は、自分から考えて、判断をして、行動を律するという規律ある自由です。これは、校則がない、なんでもやりたい放題の「自由」とは違います。マナーや規律を大切にしながら、勉強なり、部活動なり、学校行事なり、高校生のうちにしかできないことに一生懸命取り組み、各々の自由を追求していくという意味です。校則は平均的で、髪染や化粧には当然規制が入りますが、ごく一般的な高校生としてのルールを守れば、生徒たちの自主性に委ねられています。

2013年度より帰国子女受け入れ校に指定されました。1学年で15名程度の帰国子女が在籍し、一般入試から来た生徒たちも刺激を受けています。近年は、国際教育に力を入れており、海外の留学生との交流会なども実施しています。


部活動は95%以上とほとんどの生徒が参加しています。なかでも盛んなのがサッカー部と卓球部です。卓球部は、東京都代表や関東大会出場など、都立屈伸の実績を残す強豪。サッカー部は、都大会で毎年好成績を残しており、Tリーグにも参加。部員数は100名を超えます。

学校行事は、体育祭、文化祭(常盤樹祭)、合唱祭がメイン行事で、さらに遠足や球技大会などがあります。日野台高校といえば、合唱祭が最も盛り上がり、各学年、各クラスで非常に熱を入れて取り組みます。なかでも特徴的なのは、アカペラの合唱に挑戦するという点。他校とは一線を画した、指揮者と歌い手の一体となった独特な合唱は感動的です!


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都立昭和高校
“二兎を追い、二兎を得る”がスローガン!野球部、弓道部、陸上部など盛ん!面倒見の良さで躍進中!

都立昭和高校といえば、多摩地区のなかでも躍進校として、受験関連記事でも取り上げられるほどの注目校になりました。国公立大や難関私大の合格者数の伸長率は、私立高校を含めても多摩地区で有数。なぜ、これほどまでに躍進できたのでしょうか。

都立昭和高校は、アドバンス校という学校改革の先鋒校に指定されています。難関大学進学による進路実現を前面に掲げて、1年次より難関大を意識した授業や、英語・数学での学力別少人数授業、土曜日は大学受験対策の英語・国語・数学の講習、夏期講習は、すべて無料で昨年度は68講座が設けられ、多くの生徒が予備校代わりに参加しました。塾や予備校に通わなくても、学校内部だけで大学受験に対応できる体制がつくられています。

2年次には、東京外国語大、首都大東京、早稲田大、明治大、立教大などの国公立大&難関私大の施設見学や大学キャンパスの体験会を実施。1年次より、学校全体で全国模試を受験するので、早い時期から大学進学への意識をつくります。


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