多摩地区の人気都立上位校!
都立翔陽高校と南平高校の評判は?



多摩地区の都立高校は、どの学校も改革熱心で大学進学実績が大きく伸びています。私立高校が中高一貫教育に傾倒したせいで、高校入学生の大学進学実績が大幅に落ち込んでいると報道される中で、少しでも良い大学へ進学したいなら、進学熱心な都立高校を目指すことが当たり前となりました。

今回は、多摩地区の中でも進学校として成長中の上位校を徹底比較してみます。


●都立トップ校 
都立国立高校

●都立2番手校
立川高校・八王子東高校・国分寺高校・都立武蔵高校

●都立3番手校
多摩科学技術高校・武蔵野北高校・調布北高校・小金井北高校
町田高校・日野台高校・都立昭和高校

●都立上位校
都立翔陽高校、南平高校、神代高校、狛江高校、清瀬高校、小平高校


この中で都立上位校の大学進学実績の躍進が注目されます。国公立大学、早慶上智、MARCHの合格者数を増やしている学校が多く、都立3番手校レベルへの躍進が期待されます。

今回は、都立翔陽高校と南平高校という評判の良い人気2校をピックアップします。


都立翔陽高校
のびのびとした校風で屈指の満足度!国際理解教育充実で海外修学旅行も!

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すぐ近くには高尾山を望み、自然豊かで、授業中に鳥の鳴き声が聞こえるような落ち着いた環境。東京都内の最西端の進学校である都立翔陽高校は、のびのびとした穏やかな校風が人気を呼び、評価を上げています。

都立翔陽高校は、大学進学を重視した単位制高校です。単位制高校とはいっても、通常の高校と同じように各学年やクラスがあり、大きな違いはありません。では、単位制のメリットは何かというと、まずは教員数の多さ。先生1人当たりの生徒数が少ないので、面倒見がよくきめ細かな教育を行うことができます。

驚くべきは、なんと英語・数学・国語の主要3教科はすべて学力別の少人数授業です。英語、数学、国語といえば、大学受験で最も大切な科目であり、差の付きやすい科目です。これらの科目を、個々の学力状況に合った、少人数体制で授業をするのだから贅沢すぎます。

例えば、「英語は得意だから、難関大入試レベルの発展内容を多く扱う応用クラス、数学は苦手だから、基礎・基本を徹底する基本クラス」といったように、自分の学力に応じたレベルの授業を受けることができます。得意科目はどんどん伸ばし、苦手科目は基本レベルを確実に!クラスレベルは試験結果によって定期的に入れ替えがあるので、最初は基本クラスであっても、努力次第では上位クラスに上がることができます。勉強に対するモチベーションが付きそうです。

実際に在校生や卒業生にインタビューすると、「学力別授業で、人数も少ないので、すぐに質問をすることができて、自分の学力に合った授業で良かった」という声が多かったです。都立翔陽高校が実施する授業評価アンケートによると、高3生の授業満足度は90%とかなり高い評価です。のんびりとした校風の中でも、多彩な授業レベル設定と質問しやすい環境が評価されていました。

大学進学へのサポート体制の充実度は特筆すべきものがあります。通常授業のみならず、授業買いの補習や講習がビックリするほどたくさん用意されているのです。例えば、学校内実施の夏期講習は74講座!塾や予備校並みのボリュームで、すべて翔陽生のために無料で用意されています。授業後の補習も33講座、1~2年次にも多くの講座が用意されていています。

都立翔陽高校の補習・講習は、担当の先生があらかじめ分かっているので、「この先生の講座を受けたい!」というかたちで受講ができるシステムも良いですね。次のグラフを見てください。なんだか分かりますか?

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これは、秋以降に実施される「センター演習講座」のお知らせです。夏に基礎力をしっかりと付けたあと、秋以降には通常授業終了後の16:00から、センター試験レベルの問題の実践演習と解説授業が科目別に行われるのです。ここまできめ細かに指導してくれる学校はなかなかありませんよね。大学受験勉強中の高3生のために、土曜日や日曜日までも自習室を開放する取り組みも。とにかく面倒見が良く熱心であることが伝わりましたでしょうか?

都立翔陽高校といえば、国際理解教育の盛んな学校として知られています。学校独自の「国際理解」という教科では、21世紀型教育と言われるプレゼンテーションやスピーチの作成と実施、異文化理解、留学生との国際交流を行います。オーストラリアや台湾の高校と提携した交流会を実施したり、海外とのつながりの多い学校です。

学校行事でも、国際教育が盛んです。まずはブリティッシュヒルズでのイングリッシュキャンプの実施。これは、福島県にある英語専門施設で、日本語を使わずに英語だけで生活するという特別な環境で暮らします。希望者のみにもかかわらず、100名を超える参加者がいる人気行事です。また、校内でイングリッシュスピーチコンテストが毎年実施されています。

さらに、国際教育の集大成として、アメリカ・グアムへの海外修学旅行を実施しています。グアムの現地高校生との交流や、太平洋戦争時の歴史を学ぶ機会など、国内の修学旅行では得られない貴重な体験をすることができます。

2016年度より、英語教育推進校にも指定され、ICTを活用して、聞く、話す、読む、書くの4技能を伸ばすため、オンラインによる外国人との会話を行う授業が始まりました。

都立翔陽高校は、留学に対してとても熱心で、留学希望者えの支援が支援が手厚いことでも知られています。今年度は、東京都教育委員会が実施する「次世代リーダー育成道場」に翔陽生4人が合格し、この制度を利用して少ない費用で留学しました。高校留学を希望する人は、翔陽の環境は最適と言えそうです。

部活動も盛んで、9割近い生徒が何らかの部活動に参加しています。水泳部や、専用練習施設のある弓道部が関東大会や全国大会に出場する強豪です。

国公立大学やMARCH以上の有名大学への合格者数は、年々に増加していて、進学校としての評価が高まっています。都立3番手校レベルの学校とも悩むだけの進学校に成長中です。都立翔陽高校をぜひ志望校の一つとして検討してみてください。


南平高校
創立以来のノーチャイム制と自主自律の精神!大学合格実績躍進中!

高台にある南平高校、通称ナンペイは、校舎の玄関の柱に「GNOTHI SEAUTON」(汝自身を知れ)という言葉が刻まれています。これは、自分を謙虚に見つめて、自らを律し、夢や目標に向かって自己管理していくという南平高校の教育理念や校風の象徴といえます。

南平高校は、創立以来一貫してノーチャイム制を採用しています。これは、チャイムがなくても、自分で時間の管理ができるようになろうという自主性の養成のためです。

生徒の自主性を尊重した校風に加え、文化祭と体育祭を合わせた葵陵祭の盛り上がりも人気の秘密です。

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写真を見ただけで、南平高校の葵陵祭の盛り上がりが分かっていただけたのでは?先生がほとんど口出しせずに、自分たちだけで一から企画し創り上げるので、中学とは比べ物にならないほどの自由度と盛り上がり!南平高校の自主性尊重の理念が、こうした学校行事にも生かされています。

南平高校では近年、進学実績の躍進が著しく進学校として注目を集めています。国公立大学+難関私大の合格者数の推移を見てみると……。

 60名→73名→74名→163名

ものすごい勢いで上昇しています!特に、明治大、立教大、中央大、青山学院大、法政大のMARCHの難関私大の合格数は急増していて、3年間しっかりと勉強をすれば、MARCHレベルには普通に合格できる進学校にまで成長してきました。しかも、ほとんど全員が現役合格です。浪人は非常に少なく、ほとんどが現役で大学に進学していることも特徴です。

通常はMARCHや国公立大学レベルの進学に対応した授業レベルで、さらに夏季休業中や土曜日などには大量の講習・補習を実施しています。延べ参加数はなんと7599名!これは、1人あたり平均8講座を受講しているということです。塾や予備校に頼らなくても、南平高校の補習や講習で十分、大学受験に対応できるということです。

MARCH以上の大学進学を目指しつつ、自主性を尊重する南平高校の校風の下で、部活動に勉強に、学校行事に打ち込める理想的な環境です。南平高校の人気はさらに上昇しそうです。



都立翔陽高校と南平高校の合格作戦!

都立翔陽高校も南平高校も、都立上位校の一角として、校風や教育理念の違いはあれど、大変に魅力的な学校であることがお分かりいただけましたか?

合格には、当日の筆記試験の得点が大切になってきます。VもぎやWもぎの偏差値を伸ばすことが、合格への近道です。「都立高校偏差値ランキング」には、合格確実圏(=ほぼ間違いなく合格できる偏差値)が掲載されています。

都立翔陽高校も南平高校も、目標偏差値は60になります。5科で60あれば、ほぼ100%合格となるので、この数字を目標にしましょう。実際には、57~58ぐらいあれば、合格有望圏なので、最低ラインとしては偏差値57程度を維持して、入試に臨みたいですね。

2校とも大学合格実績が上昇している影響で、評判が高まり、偏差値が上昇傾向にあります。年々に入学は難しくなってきているので、しっかりと学力をつけましょう。

都立翔陽高校と南平高校が偏差値的に合格が難しい場合は、1ランク下げた都立高校を受験すると良いでしょう。府中高校、府中西高校、保谷高校、東大和高校、日野高校、東久留米総合高校などが該当します。


都立3番手校の合格判定が厳しいなら、翔陽・南平へ!

多摩地区の都立3番手校は、以下のような学校が該当します。

多摩科学技術高校・武蔵野北高校・調布北高校・小金井北高校
町田高校・日野台高校・都立昭和高校

このあたりの進学校は、近年大学合格実績が上昇している影響で、偏差値が急上昇していて、合格に必要な偏差値は年々に高まっているのが現状です。

これらの進学校に、VもぎやWもぎでC判定やD判定の状態で受けても、ほとんどの場合は不合格になってしまいます。そうすると、私立の滑り止め校に進学することになりますが、残念ながら、私立高校の滑り止め校は評判があまりよくありません。(詳しくは「私立併願優遇校の悲しい現実」をご覧ください)

そこで、都立3番手校への判定が厳しい場合は、上位校グループの都立翔陽高校や南平高校への志願変更を強くおすすめします。

というのも、都立翔陽高校や南平高校は、都立3番手校に追いつきつつある躍進校で、大学進学にとても熱心。なおかつ部活動や行事も活発で、高校生らしい青春を送れる学校だからです。

確実に合格できる都立翔陽高校や南平高校へ進学して、勉強で3年間上位層をしっかり維持して、MARCH以上の大学へ進学すれば、滑り止め私立への進学よりも、すべての点において満足度の高い学校生活が送れるはずです。

都立3番手校を第一志望にする皆さんも、評判の良い都立翔陽高校と南平高校もぜひ検討してみてください。